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ドイツ1部監督。青森山田前監督

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板垣孝司の全レシーブ克服
元青森山田学園卓球部監督、現ドイツプロリーグ1部チームのヘッドコーチ。初心者からトップ選手、ジュニア選手に有効な練習方法まで色々なテクニックを紹介します。
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2024年1月4日 5:41 公開

【最高世界ランク18位カットマン】の戦意を喪失させた戦術を解説

【最高世界ランク18位カットマン】の戦意を喪失させた戦術を解説

ドイツで有名なカットマンといえば…真っ先に名前が上がるのが【ルーウェン・フィルス】選手ではないでしょうか。

ルーウェン・フィルス選手の最高世界ランクは18位。右シェーク裏粒のカットマンで、コートのどこからでも返球可能なバックハンドレシーブと、徹底したカーブロングとドライブが得意で“超攻撃型カットマン”としても知られています。ドイツ代表として国際大会の出場経験も多く、世界選手権の団体戦でも無類の強さを誇った戦いぶりから”ドイツの守護神”と呼ばれる程の実力者です。

 

そんな彼が試合中に戦意を喪失してしまった試合があります。

 

今回解説する試合は、ドイツブンデスリーグで実際に私がベンチに入り選手へアドバイスを行った試合です。「どのような作戦」で「どのようなアドバイス」が彼をそうさせたのか?解説していきたいと思います。

対戦したのは【シュテガー・バスチャン】選手。

シュテガー選手もなんの偶然か…最高世界ランクが18位。右シェーク裏裏の攻撃マンで、オーソドックスなプレースタイルながら強烈なバックハンドと中陣での粘り強いプレーを組み合わせて戦っていくプレースタイルです。現在42歳のベテラン選手ですが、過去にオリンピックで2大会連続銅メダルを獲得しているとんでもない実力者です。

 

2人の対戦自体は何度もありますが、お相手のフィルス選手が戦意を喪失した内容は今回が初めてでした。

第1ゲームのラブオールから、ある戦術を使っています。まずは解説無しの動画をご覧下さい。

【 解説無しの試合 】

今回の重要なポイントは「カットマンに対し卓球台からの距離感を惑わせること」です。

私の実際のアドバイスや戦術はこのような流れになります。

【 解説付きの試合】

今回の対戦は、お互いをよく知っているトップ選手同士での内容だった訳ですが、カットマンに対して「距離感を惑わせること」は非常に有効な戦術となり得ると思います。
少しでも参考になれば幸いです。

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