10月9日(金)に予定されていたオクセンハオゼン戦が前日にキャンセルになってしまいましたが、10月11日(日)クニックスホーフェンにとっての3試合目がホームで行われました。対戦相手はドゥダ選手(ドイツ/WR39位)ロブレス選手(スペイン/WR62位)フェガール選手(オーストリア/WR87位)のベイグノイシュタッド。エースのデュダ選手にシングルスで2勝されるとラストに出てくるロブレス選手がダブルスが上手いため(世界選手権男子ダブルス2位)チームとしては厳しい試合になります。昨シーズンは及川選手とシュテガー選手がデュダ選手に勝利したため勝つことができましたが今シーズンはどんな試合になるのか。何れにしても1試合1試合が勝負です。
この試合は州の許可が下りたため120人までのお客さんが認められました。前節のホームゲームが無観客試合だったため、満員ではないものの、やはり応援してくださる方が会場にいてくださるのは本当に嬉しいです。そしてコロナ対策として各セット毎にテーブルとボールの消毒をしてくださるヘルパーの方々には感謝しかありません。
【 久しぶりに聞いた声援の動画です 】
1番 シュテガー選手 vs フェガール選手。長身で守備が上手いフェガール選手に対し第3ゲームこそ失ってしまいましたが、第4ゲームマッチポイントの場面でサーブからバックドライブ連打を決めたシュテガー選手が3対1で勝利。
2番 サリフー選手 vs デュダ選手。ゲームは奪ったものの勝負所での強烈に切れた下回転サーブからドライブを打ち込んだデュダ選手が3対1で勝利。
3番 キリアン選手 vs ロブレス選手。ブンデスリーグでは勝っているものの
ワールドツアーでは負けている相手。昨シーズン勝利した時のビデオを直前まで見て、ロブレス選手の嫌なところを徹底的に攻めたキリアン選手が3対0で完勝。
4番 シュテガー選手 vs デュダ選手。必ず大接戦になる両者の試合。今日もジュースの攻防でしたが、昨シーズンよりも思い切ったチキータを多用してきたデュダ選手が3対1で勝利。
5番 キリアン・フィリップ組 vs ロブレス・フェガール組。初めて試合で組んだ二人は役割分担がはっきりし、内容的に悪くはなかったものの、やはり左のロブレス選手がダブルスに秀でていて、バックハンドで右利きのフォアを鋭くつくコースや大きなラリーでもフォアドライブをストレート・クロスに打ち分けジュースをものにできず0対3で敗退。チームは2対3で敗退でした。
【 ハイライト動画です 】
これでチームは1勝2敗。コロナの影響で5試合終了したチームとまだ1試合しかできていないチームもあり試合数が同じでないため、順位は確定ではありません。
次節は10月18日(日)ホームにノイウルムを迎えての試合です。元ヨーロッパチャンピオンのルベッソン選手が加入したチームなので穴がないです。
現在ドイツでは過去1週間で人口10万人に対しコロナ感染者の基準値が50を超えるとリスク地区に指定され、市民の外泊やレストランの営業などが制限されます。一時はリスク地区に指定された私たちの地区ですが、少しずつ落ち着きを取り戻し、学校も通常通りになりました。試合が終わり自宅で試合動画の編集をしていると、
全く何を話しているかわかりません(泣)。次男のカズトがラテン語の抜き打ちテストに備え勉強です。いつもラテン語を習っていないコハルに出してもらうのですが、今日は妻にラテン語で問題を出してもらいドイツ語で答えています。コハルも妻もラテン語は習ったことがありませんが、ドイツ語と似ているらしく何となく読めるそうです。コハルは地理の抜き打ちテストに備えて復習しているのだそうです。私は完全に蚊帳の外です。
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