平屋コーチ。ゲームカウント1対1。第3ゲーム6対6。この一本が勝負でした….
世界ランク44位。ヨーロッパ選手権ベスト8。今シーズンのブンデスリーグ8勝3敗と好調のデュダ選手(ドイツ)に第1ゲームを先取し第3ゲームも喰らい付きますが、最後はカットの変化を見切られ1対3で敗退でした。それでも1球1球のボールの質の高いラリーは観客を魅了し、試合終了後「Hirayaのラケットを見せてくれるか?」とファンが
ベンチに駆け寄ってくるほどの好試合でした。
「今までの卓球人生でデュダのボールが一番速かったです。それとサーブの種類と回転がエゲツなかったです。」と語る平屋コーチ。それでもデュダ選手とゲーム中盤まで互角の試合ができるのは、本当に凄いです。私もこの長いラリーの後にタイムをとって平屋コーチの力になれれば良かったのですが、タイムを取りきれませんでした。ここから一気にデュダのギアが上がりました。
今節は及川選手が全日本学生選手権に出場のため不出場。(予想通り男子シングルスで優勝しました!後日ブログを書きます!)2番手のキリアン選手の怪我も回復しきっていないため出場できず、クニックスホーフェンの秘密兵器・平屋コーチに力を借りました。昨シーズン、衝撃的な勝利を挙げた平屋コーチに対し、その後のアウェイゲームでは「コージ、Hirayaは来シーズンも出るのか?今シーズンだけなのか?」といつも相手チームの選手に質問されるほど、警戒されていました。
オーダーも直前まで悩みましたが、最も安定してカットを打てるデュダ選手に捕まってしまいました。それでもデュダ選手に善戦できる平屋コーチは本当に凄いです!
1番はフィリップ選手 対 ロブレス選手(スペイン/WR51位)絶妙なストップレシーブとミスのない守りが得意なロブレス選手を崩せず0対3で敗退。
2番はマヨロシュ選手対ポール選手(イギリス/WR78位)マヨロシュ選手は練習を見ていてもシーズン当初より明らかにプレーが良くなっていますが、勝利までは届かず1対3で敗退。
そして平屋コーチが敗退し、チームは0対3で敗退しました。
【ハイライトビデオです】
コーチ業の合間を見て自分の練習をし、試合に出場してくれた平屋コーチには感謝の気持ちで一杯です。
今回はアウェイでのゲームでしたが、ぜひホームゲームにも出場して欲しいです。クニックスホーフェンの沢山のサポーターの方々が「 KOUDAI / HIRAYA 」のプレーを心待ちにしています!
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